社寺紹介

小田原七福神と報徳二宮神社

小田原 七福神

小田原城を中心とした歴史的な史跡をみることもできる開運のお寺巡りコースです。

約8キロほどあります。

東方に満願弁財天(福泉寺)と寿老人(鳳巣院)、西方に大黒尊天(蓮船寺)、南方に福禄寿(大蓮寺)、恵比寿神(報身寺)、水掛布袋尊(圓福寺)、北方に毘沙門天尊(潮音寺)が配されています。

小田原駅と小田急足柄駅までは電車を使うなど無理なく巡ることもできます。

蓮船寺から山道を下る際に見える箱根連山、青い海はとてもすがすがしく旅をさらに楽しませてくれます。

七福神をお参りし終えたときには、身も心も軽くなり大きな達成感を味わえます。

毘沙門天 大吉祥天 禅尼子童子 
毘沙門天 大吉祥天 禅尼子童子 

毘沙門尊天 大吉祥天(妻) 禅尼子童子(子)

大徳山 潮音寺

(チョウオンジ)

宗派 曹洞宗 本尊 観世音菩薩 

毘沙門天 真言 オン ベイシラマンダヤ ソワカ

ご利益 財宝、知恵、十種福徳

常に釈迦尊を護衛して説法を多く聞いたことから多聞天とも言われる北の守り神。建立当時は、この寺のあたりまで海の音が聞こえ、潮の香りが風に乗ってきたのが寺名の由来。

毘沙門天様の御使い開運メジロちゃんをなでなですると良いことがあると言われている。ビルマの竪琴や運がよければマーヤー堂(お釈迦様のお母様であるマーヤ様がお釈迦様を出産されたお堂)の壁のレンガを拝見できるかも?

十種福徳 の福徳は

女人泰産・身根具足・除衆病疾・寿命長遠・聡明智慧・財宝盈溢 (ざいほうえいいつ) ・衆人愛敬・穀米成熟・神明加護・証大菩提 (しょうだいぼだい) といわれるそうです。


久野坂下511 0465-34-0385

満願弁財天社
満願弁財天社

華岳山 福泉寺

(フクセンジ)

宗派 曹洞宗 本尊 釈迦如来 

満願弁財天 真言 オン ソラソバテイエイ ソワカ

ご利益 智恵、富、開運、技芸上達

江ノ島が本宮となります。満願と名がつく弁才天社はこちらのみです。琵琶を持つ姿をしている水の神で、唯一女性の神、このあたりは良質の泉が湧く田園地帯で昔は谷津と呼ばれていた。

弁天様をご覧いただいた後に、社殿の天井部もご覧ください、華やかな花々が描かれておりとても豪華絢爛でみどころのひとつとなっています。

女性の美と健康、ファッション、音楽、 技芸上達などの祈願にもご利益があります。

城山1-19-1 0465-35-3797

本尊 薬師如来
本尊 薬師如来

實(実)平山 鳳巣院

(ホウソウイン)

宗派 曹洞宗 本尊 薬師如来

寿老人 真言 オン バザラユセイ ソカワ

ご利益 学問、福徳、無病息災、子孫繁栄、家業繁盛

長寿の神様。携えている杖には長寿の秘訣を書いた巻物があり、信仰している人々に生命の尊重、学問の増進、芸術、智恵、そして無病息災、子孫繁栄、家業繁昌、交通安全、心願成就などの福徳を授けてくれるといわれています。

お堂の入り口には和合下駄もありますのでぜひ乗られてください。人間関係に調和をもたらし、夫婦和合などを助けてくださるそうです。

城山3-7-43 0465-34-3828

大黒天像
大黒天像

惺雄山 蓮船寺

(レンセンジ)

宗派 日蓮宗 本尊 三賓諸尊および三面大黒天

大黒天 真言 オン マカキャラヤ ソワカ

ご利益 武運、出世、財宝

インドでは戦いの神と崇められていましたが、仏教と集合され日本では武運の神へ転じたといわれる。

三面大黒天は、真ん中に大黒天、右に弁財天、左に毘沙門天の3神。豊臣秀吉が信仰したことにより全国に広まったとされているそうです。

城山3-31-15 0465-22-8844

永劫山 報身寺

(ホウシンジ)

宗派 浄土宗 本尊 阿弥陀如来

恵比寿神 真言 オン インダラヤ ソワカ

ご利益 商売繁盛

七福神の中で唯一日本の神、少名彦命(すくなひこなのみこと)様。海と船と商売の神様で、大漁をもたらすといわれています。

石の恵比寿様は、その昔漁師さんの網にかかったものだとか。このお寺の「阿弥陀如来像絵」は重要文化財に指定され国立博物館に寄託されているそうです。

南町3-11-3 0465-22-7884

稲荷山 大蓮寺

(ダイレンジ)

宗派 浄土宗 本尊 阿弥陀如来

福禄寿 真言 オン マカシリ ソワカ

ご利益 財運、智恵、出世

福禄寿は、南極老人星の化身とされ、長い頭で短身、髭はとても長くひざの辺りまであるのが特徴。右手には杖、左手には宝珠を持っている。

お堂内には、木造の福禄寿が祀られ、本堂横には石像が置かれています。

「福」=「幸福」、「禄」=「生活の安定」、「寿」=「長寿」

五穀豊穣のご利益で有名な稲荷社もお祀りされています。

南町2-4-9 0465-22-7557

薬師院 圓福寺

(エンプクジ)

宗派 東寺真言宗 本尊 大日大聖不動明王

水掛布袋尊 真言 オン マイタレイヤ ソワカ 

ご利益 災厄を祓う、福寿、財宝

弥勒菩薩の化身とされ多きな福耳と太鼓腹で満面の笑みを浮かべているのが特徴。

七福神の中で唯一実在の人物であると言われています。

月指し布袋尊とも言われ軍扇で魔を祓い、悟りの世界を指差しているそうです。

本町4-6-24 0465-22-9511


報徳二宮神社

(ほうとくにのみやじんじゃ)

ご祭神 二宮尊徳翁

学業成就、合格祈願、良縁祈願 、厄除け

薪を背負って勉学に励む金治郎像でおなじみ二宮尊徳翁がご祭神としてお祀りされている神社です。

明治27(1894)年4月、二宮尊徳翁の教えを慕う6カ国(伊勢、三河、遠江、駿河、甲斐、相模)の報徳社の総意により、翁をご祭神として、生誕地である小田原の小田原城二の丸小峰曲輪の一角に神社が建立されました。

明治42年本殿、幣殿を新築、拝殿を改築し、神宛を拡張し現在の社地の景観を整えました。

平成6(1994)年には創建百年記念奉告式を斎行して今日に至っています。

人徳を持ち偉大な功績を残したとして、 海外に向け日本が誇る偉人として伝えられています。

二宮尊徳翁は天明7年(1787)、相模国栢山村(小田原市栢山)の豊かな農家に生まれました。酒匂川の氾濫、両親の死、一家離散を乗り越え24歳にて家を再興しました。

その後、小田原藩主大久保正真公により取り立てられ、600余りの村を復興させるにいたりました。今日でも、尊徳翁の教えが息づいています。

城内8-10 0465-22-2250

豆知識

縁結び小田原ツアー用語を解説


七福神の由来・・・「七難即滅、七福即生」 七つの大難とは、日月・星宿・火災・水害・風害・干ばつ・戦乱盗賊の難

仏の世界では、如来(悟りを開いた人物)→菩薩→明王→天

観世音菩薩;世間の人々の救いを求める声を聞く とただちに救済する求道者の意。救う相手の姿に応じて千変万化の相となるという。

観音菩薩のさまざまな姿の中でも特に有名な六観音は、聖観音・千手観音・馬頭観音・十一面観音・不空羂索観音・如意輪観音

釈迦如来; 釈迦如来とは釈迦が解脱し悟りを開いた後の呼び名ですから、基本的に釈迦と釈迦如来は同一人物です。

釈迦が解脱し悟りを開くための方法や修行法を後世に残したのに対して、悟りを開いた釈迦如来はさまざまな教えや言葉を残しました。

薬師如来; 薬壺を持ち病気を治す仏様として知られる、如来の一尊です。薬師如来は東方浄瑠璃界(いわゆる現世)の教主とされています。

現世利益を司る如来は珍しいこともあり、日本では沢山の薬師如来像が造られ、現在も国宝として残っています。

阿弥陀如来;仏教において、修行をして悟りを開き如来になったとされる仏です。

阿弥陀如来の教えである、南無阿弥陀仏を唱えれば、凡夫もすべて極楽へ行けるというのが浄土真宗の教え。

不動明王; 不動明王は密教の根本尊である大日如来の化身または内証(内心の決意)を表現したものであると見なされている。

三寳諸尊; 三宝は仏・法・僧であるが、仏の第一を釈迦如来とし、法の第一を法華経とし、僧の第一を日蓮とし、

三宝の各第一をひとつの本尊にまとめたものが三宝尊である

四天王; 仏法の守護神とされる。東の持国天,南の増長天,西の広目天,北の多聞天 (→毘沙門天 ) をいう。

甲冑(かっちゅう)をまとった武将の姿で表され、足下に邪鬼を踏まえて本尊を四方から囲んで配される。

神社の参拝の折には、お名前、住所とともに「祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え」(お祓い下さい、お清め下さい、神様のお力により、お守り下さい、幸せにして下さい)と唱えて所願成就をお願いしてみてください。


© 2018 縁結び 小田原
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう